WordPress 6.8「セシル」は、2025年4月15日にリリースされ、編集体験の向上、パフォーマンスの改善、セキュリティ強化など、多岐にわたる新機能と変更が導入されました。以下に主なポイントをまとめました。
デザインと編集機能の強化
スタイルブックの刷新とクラシックテーマ対応
スタイルブックが再設計され、色やタイポグラフィ、ブロックスタイルを一元管理できるようになりました。また、editor-styles
をサポートするクラシックテーマやtheme.json
ファイルを持つテーマでも利用可能となり、ブロックテーマとクラシックテーマの編集体験のギャップが縮まりました。 Kinsta®+1ウェブ制作会社|リビジョン株式会社+1
データビューのUI改善
サイトエディター内のデータビューがより直感的になり、ページやテンプレート、パターンの管理が効率化されました。特に、テーブル表示に「快適」「バランス」「コンパクト」の3つの密度オプションが追加され、表示のカスタマイズ性が向上しています。 ワードプレステーマTCD+4ウェブ制作会社|リビジョン株式会社+4Kinsta®+4Kinsta®
新ブロックの追加と既存ブロックの改善
- クエリー総数ブロック: クエリーループ内に挿入することで、検索結果の総数や表示範囲を表示できます。
- 画像ブロック: 「アイキャッチ画像として設定」オプションが追加され、画像の設定が簡単になりました。
- ナビゲーションブロック: メニュー名の表示やカラーピッカーのクリアオプション追加など、使いやすさが向上しました。 株式会社ベクトルKinsta®
⚡ パフォーマンスとセキュリティの向上
Speculative Loading(先読み機能)の導入
新たにSpeculation Rules APIが導入され、ユーザーの操作を予測してページを先読みすることで、サイトの読み込み速度が向上しました。 Kinsta®+1Kinsta®+1
パスワードハッシュのbcryptへの移行
従来のphpassからbcryptアルゴリズムに変更され、パスワードのセキュリティが強化されました。これにより、ブルートフォース攻撃への耐性が高まり、ユーザーの安全性が向上しています。 WPBeginner+1Kinsta®+1
🧰 その他の改善点
- スターターコンテンツの追加: 新しいパターンカテゴリ「スターターコンテンツ」が導入され、プロフェッショナルなレイアウトを簡単に利用できるようになりました。
- ブロックエディターAPIの強化: 開発者向けにブロックエディターAPIが強化され、カスタムブロックの作成がより柔軟になりました。 WordPress.com株式会社ベクトル+2WPカスタムラボ+2WPBeginner+2
✅ アップデートの推奨
WordPress 6.8は、編集体験の向上、パフォーマンスの改善、セキュリティ強化など、多くのメリットを提供しています。サイトのバックアップを取った上で、早めのアップデートを検討されることをおすすめします。WPBeginner+2株式会社エールシステム|長野県小諸市 – システム開発・Webサイト制作+2Kinsta®+2
詳細な情報やリリースノートについては、WordPress公式ドキュメントをご参照ください