目次
CMSの導入はコスト削減のために必要不可欠。WordPress導入のメリットとは何かをまとめました。
WordPress導入のメリットとは
1. ホームページの更新が容易になります。テキストや画像ファイルのアップロードや、デザインの修正なども簡単です。
2. 検索エンジンに見つけてもらいやすいサイト構造にしたり、それぞれのページに検索キーワードを盛り込んだりすることが可能です。
3. ホームページを担当者が自分で更新できるようになるため、いままでかかっていた外注のコストを削減できます。
4. ホームページの更新が容易になるので、タイムリーに内容を変更することが可能です。コンテンツを頻繁に更新することで、見込み顧客への訴求力を高められます。
WordPress専用のレンタルサーバーを選ぶ基準として
「大量アクセスに強い」「高速で快適」な動作環境。「インストールも簡単」使いやすい機能を多数備えたWordPress専用のレンタルサーバーがたくさんラインナップしていて、どれを選んがら良いのか迷ってしまいそうですね。長い運用、高品質のサーバー環境を、底コストで利用したいものです。
WordPress向けレンタルサーバー比較サイトでは、Webサイトを管理・運営、選ぶ時におさえておきたい比較ポイントをまとめました。
WordPress向けレンタルサーバーを選ぶポイント
- WordPress(ワードプレス)とは
- WordPressの簡単インストールに対応
- レンタルサーバーの安定性・速度
- 設置できるWordPressの数(マルチドメインとMySQLの利用可能数)
- 転送量(多いほど負荷に強い・落ちない)
- セキュリティの強化
- バックアップ体制
- 管理会社のサポート体制
1:WordPress(ワードプレス)とは
WordPressでサイトを作りたいけど
設定が大変そう・・・
とお悩みでありませんか?
WordPressとは、サイトやブログの作成などができるCMS(コンテンツ管理システム)で、無料で利用できるソフトウェア。Web関連技術が無い人でもサイト管理や記事投稿ができるため、世界中のサイトの36%がWordPressで構築されていると言われています。全世界で最も使われているCMSであるWordPress。
2:WordPressの簡単インストールに対応
WordPressの簡単インストールに対応。これって結構一番重要かもしれません。
サーバーのサービスによっては、簡単な操作(自動)でWordPressをインストールできるレンタルサーバーがあります。
導入に慣れない運営者にとっては非常にありがたい仕様です。また手動でインストールも意外と手間がかかります。
これからWordPressを始める人には大変便利、必ず機能があるかどうかをチェックするといいでしょう。
WordPress簡単インストール対応レンタルサーバー一覧
3:レンタルサーバーの安定性・速度
レンタルサーバーは、常に安定して使えることとページの表示速度が早いことが大切です。
なぜかと言うと、特にECサイトなどのネットショップを運営を考えているのであれば、表示速度が遅いをせっかくのお客様が諦めて離脱してしますと言うデメリットがあり安定性と表示速度は必ず注意して比較してみましょう。
簡単に安定性がチェックできるのが、レンタルサーバー会社が公表している稼働率で、
「稼働率99.9%以上」などと記載されています。
この数字が高ければ高いほど、サーバーが止まっている時間が少なかったということになります。
また、公式サイト上には、サーバーの障害情報が掲載されていますので、どんなトラブルがどの程度の頻度で発生しているか確認と、あまりに頻繁に発生しているということは、安定性はあまり高くないと言えます。
目安として下記のような表示を参考に選ぶといいでしょう。
4:設置できるWordPressの数はマルチドメイン数とMySQLの利用可能数で決まる
レンタルサーバーで数多くのサイトを運営したいとお考えなら、注意しておきたいマルチドメインとMySQLの利用可能数です。
マルチドメインとは
独自ドメインを複数設定できるという意味です。
マルチドメインの数=設定できる独自ドメインの数を表しています。
MySQLとは
ブログの更新情報やデザインの設定などのデータを格納しておく、「データベース」の一種。
形としては、WordPress1つに対してMySQL1つ利用します。
MySQLが1つでも複数のWordPressをインストールできますが、データの管理が難しくなるのでWordPress1つに対してMySQL1つが理想です。
格納しておくデータが増加・複雑化して、MySQLの動きが重くなりサイトの表示スピードが遅くなるリスクが発生します。
独自ドメインを取得して運用できるのであれば、レンタルサーバーを移転することになっても同じドメインを使う事が出来るのでオススメです。
同じドメインならURLが変わらないので、移転前まで得られたアクセスやSEOの効果も持続させることができます。
マルチドメインに対応しているサーバーなら、サーバーをひとつ借りればいくつもの違うサイトを同じサーバー上で運営する事ができます。
さらに、サイトの数に見合ったMySQLの利用可能数があれば、快適な運用が出来るでしょう。
将来的にサイトの数が増える場合も考えて、利用可能なマルチドメインとMySQL数をあらかじめチェックしましょう。
5:転送量が多いほど負荷に強く・サーバーダウンが起きにくい
ホームページに訪問するユーザーが多いのであれば、転送量の多いレンタルサーバーを選びましょう。
転送量とは
ホームページに訪問するユーザーがページ閲覧時に受信するデータの量を言います。
サーバーダウンとは
サーバーに高い負荷が掛かり、ホームページが表示できない状態を言います。
レンタルサーバーは転送量に対して制限を決めている場合が多いので、制限を超えた時はブログの表示が遅くなったり表示できなくなる場合があります。
転送量があまりに少ないと、急激にアクセスが殺到してサイトが表示できなくては逆効果です。ECサイトであればなおさらです。
6:セキュリティの強化
WordPressはオープンソースのCMSであることから世界中で使われていると同時に、数多く使われているため不正アクセスを受けやすいと言われています。そのためWordPressを利用している方は、WordPressのセキュリティ対策の方法を求めている方も多いはず。セキュリティ面であまり良い噂を聞かないWordPressも、対策をしっかりしておけば大丈夫です。
まず、1番の対策は、更新前にバックアップを
次に、
◇WordPressやプラグインのバージョンを最新版にする
WordPressはその都度バージョンアップをして脆弱性(もろくて弱い性質)対策をしています。最新バージョンは改善せれており、逆にバージョンが古いほど、脆弱性は多くなります。基本的ですが非常に重要なことなので、常に最新版にしておくことは必須です。
◇使用していないプラグインは削除する
WordPressをインストールしたからずっと使用していないプラグインや、一度は使用したが、現在は使っていないプラグインは、そのまま「停止状態」にするだけではなく、「削除」しましょう。なぜなら、「削除」しておかないと、プラグインに脆弱性が存在し、そのプラグイン自体が狙われる可能性があるからです。使わないプラグインは ”削除” することが大切です。
7:バックアップ体制
レンタルサーバーに管理されているデータは、サーバーのトラブルか、不意の操作ミスで消えてしまう可能性があります。
そのときに役立つのが、サーバーのデータを定期的に自動でバックアップを取ってくれる機能で、この機能があれば、何らかのトラブルで万が一レンタルサーバー内のデータが消えても、復旧ができます。(レンタルサーバーによって、バックアップの頻度や保存期間が異なります。)
有料オプションに設定されていることがありますのでレンタルサーバー会社の料金も確認しておきましょう。
8:管理会社のサポート体制
レンタルサーバーは、気を付けていてもサーバーが落ちてしまうなどのトラブルは起きてしまいます。
そのために、サポート体制を確認しておく必要があります。
トラブルが起きないようにすることも大切ですが、起きたあとに迅速に対応するのも大切です。
また、24時間365日の有人対応されているサーバーだとサポートが早く安心です。
おすすめWordPress向けレンタルサーバーランキング
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月額料金が安い順にレンタルサーバーをランキング化してみました。独自の調査による順番とお考えください。なお、VPS、専用サーバーについては各料金比較表から各社のレビューを参考にしてみてください。
WordPress向けレンタルサーバー比較
① エックスサーバー
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レンタルサーバー『エックスサーバー』は、安心と快適さを兼備した高性能レンタルサーバーです。高い品質を誇るレンタルサーバーサービスを、手ごろな料金でご利用いただくことが可能です。 エックスサーバー利用者数は130万件と人気の高さが伺えます。
●エックスサーバーならではの特典(プレゼントドメイン)
X20もしくはX30のサーバーを契約すると、下記の中から独自ドメインを無料で貰えます。(プレゼントドメインは新規取得・移管申請に対応)
※.clickドメインについては移管に対応していません。※取得に条件のあるドメインもあります。
X20の場合 .jp / .com / .net / .org / .info / .biz / .xyz / .link / .click のいずれか
X30の場合 .jp / .com / .net / .org / .info / .biz / .xyz / .link / .click / .co.jp/ .or.jp / .ne.jp / .gr.jp のいずれか
◆高速性・機能性・安定性を兼ね備えたオールSSD
◆マルチドメイン・メールアドレス無制限
◆快適ハイスペック大容量300GB~
◆国内管理、大容量バックボーン(総計1.39Tbps ※2020年11月現在)
◆WordPress簡単インストール・WordPress簡単移行
◆国外IPアドレスからのアクセスを制限
◆24時間365日サポート対応
◆独自SSLを無料で利用可能
■無料お試し期間:10日
レンタルサーバー | 月額利用料 | 初期費用 | サーバー容量 | マルチドメイン | ワードプレス |
スタンダード | 1,100円×12 | 3,300円 | SSD 300GB | 無制限 | 50個 |
プレミアム | 2,200円×12 | 3,300円 | SSD 400GB | 無制限 | 70個 |
ビジネス | 4,400円×12 | 3,300円 | SSD 500GB | 無制限 | 70個 |
② クラウド型レンタルサーバーwpX Speed
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『wpX Speed』は、WordPressサイト専用にチューニングされたPHPの処理を高速・安定化する機能により、WordPressが高速なサービスとして評価を得ていたwpXクラウドと比較して、キャッシュなしで10倍以上の高速化と負荷耐性を実現します。
- ※計測結果は2019年9月時点、自社調べ
- ※キャッシュを無効にした初期状態のサイトに対しApache Benchにて5回計測した中央値
◆無料の独自SSL
◆自動バックアップ復元(WordPress/メール/データベース)無料
◆転送量 2.5TB(W1)〜
◆WordPress簡単インストール・WordPress簡単移行
◆最新の高性能サーバーマシン採用&高速ネットワークに接続
◆過去14日間のデータの自動バックアップ機能
◆国外アクセス遮断機能や不正ログイン防止機能、セキュリティ対策も万全
◆国外IPアドレスからのアクセス制限
■無料お試し期間:14日間
レンタルサーバー | 月額利用料(上限) | 初期費用 | サーバー容量 | マルチドメイン | ワードプレス |
W1 | 1,320円 | 0円 | SSD 200GB | 無制限 | 無制限 |
W2 | 2,640円 | 0円 | SSD 300GB | 無制限 | 無制限 |
③ ヘテムルレンタルサーバー
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ヘテムルは高速化を追求し、低価格で豊富な機能を提供する次世代共用サーバーです。複数サイト運用やSEO対策などすべてのWEBサイトを大きくサポート。
複数のWordPressサイトを運営するならヘテムルレンタルサーバー。
◆月額800円から
◆WordPress簡単インストール対応
◆マルチドメイン無制限
◆転送量80GB/日
◆24時間365日の有人監視により稼働率99.99%を実現
◆運用実績10年のノウハウを継承した専任スタッフによる電話のサポート
◆無料独自SSL標準
■無料お試し期間:15日
レンタルサーバー | 月額利用料 | 初期費用 | サーバー容量 | マルチドメイン | ワードプレス |
ベーシック | 990円×12 | 2,200円 | 200GB | 無制限 | 70個 |
プラス | 1,760円×12 | 2,200円 | 300GB | 無制限 | 100個 |
④ さくらのレンタルサーバ スタンダードプラン
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月額524円 容量100GB さくらのレンタルサーバ。WordPressが使える人気No.1プラン。SNI SSL・無料SSLにも対応!
さくらインターネットは創業20年と利用件数40万の高品質なサービス、快適かつ安心してご利用いただけるよう高品質なネットワーク環境、国内最大級のバックボーンで、日本国内の代表的な大手ISPと接続を行い、高い安定性は評判。
◆月額524円〜
◆容量100GB〜
◆マルチドメイン
◆WordPressやEC-CUBEなどのアプリを無料で簡単インストール(最短2分)
◆独自無料SSL
■無料お試し期間:14日
レンタルサーバー | 月額利用料 | 初期費用 | サーバー容量 | マルチドメイン | WordPress |
スタンダード | 524円 | 1,048円 | 100GB | 200個 | 50個 |
プレミアム | 1,571円 | 1,048円 | 200GB | 300個 | 100個 |
ビジネス | 2,619円 | 5,238円 | 300GB | 400個 | 200個 |
01.WordPressが従来より最大16倍に高速化
02.アクセス集中でもWebサイト安定表示
さくらのレンタルサーバについて詳しくはこちらWordPressのセキュリティ対策について
WordPressを利用していると、WordPressの更新、テーマの更新、プラグインの更新など頻繁に案内が届きますよね。
これは、WordPressはオープンソースであることから世界中で使われていると同時に、数多く使われているため不正アクセスを受けやすいと言われている。
WordPressサイトのセキュリティ対策について、この情報保護やサイト改ざん防止のために、ぜひご一読ください。
1.情報保護のため まずはWEBサイトのSSLの利用を検討してください
SSLは、インターネット上でやりとりされる情報を暗号化する技術で、
特にお問合せフォームなどを作成する場合は住所や氏名など重要な個人情報がやり取りされることや、また、Googleは検索結果ランキングに「httpsサイトを優遇する」と発表しており、SSL化されていないサイトはランキングが低下するリスクもあり、これはもう SSLの導入必須ですね。
WordPress で作成されたサイトに独自ドメインをご利用の場合でも、レンタルサーバーサイトの管理画面でクリックだけの簡単操作で「独自 SSL 」の導入が可能で、無料で利用できるレンタルサーバーも多数まりますので。
SSLの詳しい解説や導入方法などは下記でご確認ください。
2.FTPやWordPress管理画面のパスワードは、複雑な文字設定をしてください
推測されやすいパスワードを設定している場合、
ハッカーや悪意の第三者による不正ログイン、情報漏洩の可能性が大変高くなりますのでパスワードには下記のような文字設定は設定せず、また定期的に変更することをお勧めします。
- ID とパスワードが同一の文字設定
- 8文字以下など短い文字設定
- 英字のみまたは数字のみの文字設定
- 推測されやすい単語を使用した文字設定( password や admin など )
その他 FTPS による暗号化通信や.ftpaccess によるアクセス制限も有効です。
3. WordPressやテーマ、プラグインは最新のバージョンをご利用ください
前の「セキュリティの強化」でもお話ししましたが、
バージョンアップでは不具合やセキュリティに関する修正が行われます。
WordPress管理画面の「更新」を確認し、アップデートの案内があれば更新を行い常に最新のバージョンを利用してください。また、使用していないテーマやプラグインなどは必ず削除しておきましょう。
4. WAFによる脆弱性対策
WAF(ウェブアプリケーションファイアウォール)は、不正アクセスによるサイトの改ざんや情報漏洩を防ぐ機能です。
攻撃パターンの定義ファイルは自動でアップデートされるので、操作を行なわなくても、最新の攻撃パターンをブロックすることが可能です。
例 ロリポップ!レンタルサーバーの一例
以上のように管理画面で「有効」にするだけで設定が完了しますのでおすすめします。※ロリポップ!レンタルサーバーのハイスピードプラン・エンタープライズプランではこの機能は利用できません。
5. 自分のパソコンのウイルス対策も行ってください
利用しているパソコンがウイルスに感染したことにより、FTP や WordPress の
パスワードを盗まれサイトを改ざんされる事例が多発しております。
ウイルス対策ソフトを利用していない場合はウイルス対策ソフトの導入を、
また、ライセンス期限の切れたウイルス対策ソフトを利用している場合は
更新を行い新種のウイルスを検知できるようにするなど対策を行ってください。