WordPressサイトをもっと速く安全にするには、今すぐPHPをバージョンアップ。
ここでは、PHPをバージョンアップする理由とその方法について説明します。
PHP が重要な理由
PHP は、WordPress を構成するプログラミング言語の1つです。サイトで使用できる PHP のバージョンは、使用しているレンタルサーバーによって決まりますが、多くの場合は自分で変更できます。WordPress、テーマ、プラグインを最新の状態に保つことの重要性はご存知かもしれませんが、PHP を最新の状態に保つことも同様に重要です。
PHP の最新バージョンには大きく2つの利点があります。
- サイトの高速化。なぜなら、PHP は新しいバージョンになるたびに効率が良くなるからです。WordPress の推奨 PHP バージョン (現在は8.3以上) に更新すると、パフォーマンスを向上させることができ、すべてのサイト訪問者に利益をもたらします。
- サイトがより安全になります。PHP は WordPress と同様にコミュニティによってメンテナンスされています。PHP は非常に人気があるため、ハッカーの標的となりますが、最新バージョンには最新のセキュリティ機能が実装されています。以前のバージョン (8.3未満) にはこうした機能が含まれていません。PHP のアップデートは WordPress サイトの安全性を高めるため非常に重要です。
さらに副次的な利点がいくつもあります。
- 速い WordPress サイトは検索エンジンに高く評価されます。したがって検索ランクが上がります。
- 速いサイトは訪問者の滞在時間が長くなります。訪問者は読み込みに長い時間がかかれば離脱しますが、パフォーマンスが良ければサイトはその分効果的になります。
- 高いセキュリティを保つサイトはハッカーに対してより安全です。サイトがハッキングされれば対応コストがかかりますし、サイトの評判も下がります。
以上の利点はあなたにとってもサイトの訪問者にとっても有用です。これらが、PHP を更新すべき理由です。次にその方法について説明します。
PHPバージョンを確認する方法
WordPress サイト が使用している PHP のバージョンを確認するには、WordPress ダッシュボードのサイドバーメニューから「ツール」>「サイトヘルス」 を選択し、「情報」タブを選択します。「サーバー」セクションを開き、PHPバージョンが表示されるまで下にスクロールします。
しかし、もしサイトが推奨バージョンより低く、古くて安全ではないバージョンの PHP で動作しているなら、今が更新のタイミングです。また、ダッシュボードやサイトヘルスに「PHP の更新が必要」や「PHP の更新を推奨」といった警告が表示されていることにお気づきかと思いますが、これらは PHP をアップデートしてサイトをより安全にするための重要なリマインダーとなります。
PHPをバージョンアップする前に
この節は警告から始まりますが、安心してください。ほとんどが技術的な話で、PHP のバージョンアップ前に必要ないくつかの背景情報を説明するだけです。
PHPのバージョン更新は、通常問題ないはずですが、保証することはできません。WordPress 自体はバージョン7.6.00のPHPで動作しますが、テーマやプラグインが新しいバージョンで動作するかはわかりません。動作すべきですし、特に人気があってよく使用されているものは動作すると思われますが、確信を得るにはテストすべきでしょう。
バージョンアップ前に、以下の手順に従ってリスクを減らしましょう。
- サイトのバックアップを作成する: バックアップがあれば何か起きた場合にサイトを現在の正常な時点に戻せます。多くの無料のバックアッププラグインを利用できますので、もし現在、バックアップ手段を持っていなければ、どれか1つをインストールしてバックアップを取得してください。バックアップに戻すには、ホストの PHP のバージョンも現在のものに戻す必要があります。方法については後述します。
- WordPress、テーマ、プラグインの更新: WordPress のダッシュボードのメニューから「ダッシュボード」>「更新」と進み、「更新」ページですべてを更新してください。とにかく定期的に行いましょう。更新が完了したら、サイトが想定通りに動作していることを確認してください。
- PHP の互換性をチェックする: PHP Compatibility Checker プラグインをインストールし、テーマやプラグインの互換性をチェックしてください。このプラグインによるチェックも完璧ではなく、項目やフラグを誤って判定する場合もありますが、ほとんどのケースで正しく動作します。
- PHP 互換性の問題を修正する: PHP Compatibility Checker プラグインが問題を報告する場合には、該当するテーマやプラグインの開発者に連絡し、調査を依頼してください。もし修正できない場合、または連絡がない場合には、WordPress.org 上で同じ機能を持つ代替のテーマやプラグインを検索し、インストールしてください。
以上の手順を終えれば、WordPress サイトの PHP をバージョンアップできます。サイトのパフォーマンスを向上し、安全性を高めましょう。
手順の途中でエラーが発生したりヘルプが必要になった場合は、周囲の Web 開発に詳しい人やレンタルサーバー会社、テーマやプラグインの作者に相談してください。きっと喜んで手助けしてくれるでしょう。
最後のパートは、サイトの PHP のバージョンアップについてです。
サイトのPHPをバージョンアップして、より速く、より安全にするには
サイトの PHP をバージョンアップする準備が整いました。ここまで細心の注意を払い、バックアップを取得し、可能な限りバージョンアップに最適な状態にあるはずです。
PHP はサイトのサーバーにインストールされるため、更新するにはホストの設定に従うか、サーバー業者に依頼する必要があります。
したがってバージョンアップの実際の手順はレンタルサーバー会社によって異なります。各会社のバージョンアップの方法について、レンタルサーバー会社に確認ください。














